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木蝋資料館 上芳我邸

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タイトル
重要文化財上芳我邸住宅
トピックス
・重要文化財(建造物)
・重要有形民俗文化財

案内

・上芳我邸は、木蝋生産で財を成した本芳我の筆頭分家上芳我家の屋敷で、本家同様に江戸時代から明治時代に木蝋生産で栄えた商家です。居住施設と木蝋生産施設合わせて10棟が、国の重要文化財に指定されています。邸内には、木蝋生産の工程を紹介した展示棟もあり、往時の豪商の暮らしと、それを支えた木蝋産業について、見学することができます。
・開館時間:9:00~16:30
・休館日:12月29日~1月2日
・料金:500円(小人:250円)
 
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上芳我邸

上芳我邸住宅

・主屋は内子の木蝋産業の最盛期であった明治27年(1894年)に上棟されており、往時の豪商の暮らしぶりをうかがうことができます。邸内には釜場、出店倉、物置などの木蝋施設も一体で遺されており、各建物は良質の材を用いて質がよく、敷地も往時の面影をよく伝えていることから、地場産業と住宅の関わりを示す点で貴重な遺構であると評価され、平成2年9月に国の重要文化財指定を受けました。
 便所等一昔前のままで残っています。
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上芳我邸住宅便所
・2階は座敷とする計画でしたが、間仕切や造作が作られないまま現代にいたっているため、小屋組がよく見えます。
 
 
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上芳我邸住宅天井
木蝋資料展示棟
・木蝋とは原料はハゼノキの実です。実を粉にし、蒸して搾ったものを生蝋、これを漂白したものを白蝋または晒蝋といいます。いずれも総称して木蝋と呼ばれます。生蝋は和ロウソクやびんつけ油、白蝋は口紅などの化粧品や医薬品、クレヨンなどの文房具、光沢剤などとして利用されました。
 内子は白蝋の生産が多く、品質も良いことでも知られ、多くが海外に輸出され大きな利益をもたらしました。
 
 
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木蝋資料展示棟
・主屋、木蝋資料展示棟の離れに蝋しぼり小屋があります。蝋を作るための道具を近くで見ることができます。
 
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蝋しぼり小屋内

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